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2018.11.27

Staff Blog

免震データ改ざんが問題になりましたが、ヴェルの地震対策は大丈夫?

お客さまからいただいたご質問にお答えする、ヴェルの「住まいQ&A」。

今回は少し前に世間を騒がせた、免震データ改ざんに関連したご質問を取り上げます。

 

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Q: 免震データ改ざんが問題になりましたが、ヴェルの地震対策は大丈夫?

A: ご安心ください。ヴェルの地震対策は耐震性能+制震性能。

免震システムは使用しておりません。

 

今回、免震の性能データ改ざんがリークされたのは大きなビルばかりで、戸建住宅は問題になりませんでした。戸建住宅に免震システムはほとんど使われていないためです。

それはなぜなのか?

建築物の地震対策で代表的な3つの性能、耐震制震免震の違いを知れば、理由が見えてきますよ。

 

 

  • 耐震

建物の躯体自体を強くする工法で、揺れに耐え、建物が倒壊しにくい構造をつくります。

ヴェルの家の耐震構造は、いずれも耐震等級3(最高等級)相当です。

 

  • 制震

耐震等級が高く、大きな揺れに強い耐震住宅でも、何度も地震が来れば、揺れへの耐性が弱まります。

そこで建物に制震ダンパーを組み込み、揺れを吸収。繰り返しの揺れに強い構造を作るのです。言わば制震構造は耐震構造とセットで成り立つ、耐震のサポーターのようなもの。

余震の多かった熊本地震で、制震ダンパーの実力が大きく注目されました。

 

 

  • 免震

建物と基礎の間に免震装置を設置し、地盤と切り離すことで、建物に地震の揺れを直接伝えないようにする構造です。

地盤と離れていることで、免震装置に乗った建物自体が動くため、敷地形状と建物の配置によっては軒が敷地をはみ出し、隣家とぶつかってしまうような事態に。

そこで免震システムを導入する場合は、建物のまわりに可動範囲を設ける規定があります。

住宅密集地はもちろん、敷地面積の限られた一般的な戸建住宅や小規模な建物では導入が現実的でないため、主に大規模建築物で採用されています。

 

 

耐震制震免震の違い、お分かりいただけましたでしょうか?

ヴェルではしっかりした耐震住宅を基本としつつ、より安心を求める方には耐震+制震のダブル構造をオススメしています。

グループ企業にダンロップなどを擁する「住友ゴム工業」の高減衰ゴム仕様の制震ダンパー「MIRAIE」「MAMORY」を採用しているので、品質は折り紙付きですよ。

 

 

↓↓↓ヴェルの制震システムについては、こちらでもご覧いただけます

https://bho.jp/blogs/%E5%BB%BA%E3%81%A6%E3%81%9F%E5%BE%8C%E3%81%A7%E3%81%AF%E8%A6%8B%E3%82%89%E3%82%8C%E3%81%AA%E3%81%84%E3%80%8C%E5%88%B6%E9%9C%87%E3%83%80%E3%83%B3%E3%83%91%E3%83%BC%E3%80%8D%E6%90%AD%E8%BC%89%E3%81%AE/