POINT 01
耐震倒壊防止
地震に耐える倒壊対策
地震に対して構造躯体がどの程度耐えられるか、倒壊・崩破のしにくさを評価します。
等級3は数百年に1度発生する大地震の1.5倍に相当する力がかかっても倒壊・崩破しない程度の強さです。
POINT 02
耐震損傷防止
地震でも損傷しない耐震構造
地震に対して構造躯体がどの程度強いか、損傷の生じにくさを評価します。等級3は数十年に一度発生する大地震の1.5倍に相当する力がかかっても、著しい損傷が生じない程度の強さです。
POINT 03
住み続けられる住まい
住宅性能表示制度による制震等級3(倒壊防止)の住宅は新耐震基準の約1.5倍の壁量は確保されており、2016年の熊本地震では、大きな損傷が見られず、大部分が無被害でした。
※国土交通省調べ
等級1
▲ 隅柱が折れてしまい12度の傾きを確認
等級2
▲ 変形はごく僅かのみ2.2度の傾きを確認
耐風倒壊防止台風から家屋を守る耐風設計
台風等の暴風に対構造躯体がどの程度強いか、倒壊や崩壊のしにくさを評価します。等級2(最高等級)は極めて稀に発生する暴風の1.2倍相当の力に対して倒壊、崩壊しない程度の強さです。
劣化の軽減対策永く住み続くための劣化対策
構造躯体等の素材交換のような、大規模改修工事が必要となるまでの期間を伸ばすため、適切な劣化対策が取られているか評価します。等級3は75~90年程度、大規模改修を必要としない状態です。
維持管理対策建物の維持管理・更新への配慮
給排水管・給湯管及びガス管の掃除や点検・補修等の維持管理をしやすくするための対策の程度を評価します。等級3は掃除口や点検口が設けられている等、維持管理に配慮されている状態です。
断熱等性能など次世代省エネ基準の断熱性能
温熱環境に関して、暖冷房に使用するエネルギーを消減するため、断熱化等の対策がどの程度取られているか評価します。等級4はエネルギーの大きな消減のための対策が講じられている状態です。
一次エネルギー消費量等級一次エネルギー消費量の消減のための対策
電気・灯油・都市ガスなどの二次エネルギーを、石油・石炭・天然ガスなどの一次エネルギーに換算して消費を表示します。等級5はエネルギーの大きな消減のための対策が講じられている状態です。
空気環境性能(内装)ホルムアルデヒドを制御
居室の内装の仕上げ等に使用される建材から、ホルムアルデヒドが発散するのを抑える対策が取られているか、発散量でほうかします。等級3は発散量が極めて少ない(F☆☆☆☆以上)状態です。
空気環境性能(天井裏)ホルムアルデヒド発散対策
換気措置がない天井裏の下地材等からホルムアルデヒドが発散するのを抑える対策が取られているか、発散量の少なさを評価します。等級3は発散量が極めて少ない(F☆☆☆☆以上)状態です。