POINT 01
ハイレベルな品質を支える
「パートナー会」
ヴェル・ハウジングでは当社と約100社の取引業者からなる「パートナー会」を結成することで、施工現場の管理を組織的に行っています。2カ月に1度「勉強会」を実施し、情報共有や意見交換を実施。施工技術や知識のブラッシュアップを図ると共に、ヒューマンエラーの防止に努めています。
また現場監督の指導の元、現場マナーや“きれいな現場”を徹底。現場環境づくりの段階から、品質向上に力を注いでいます。
POINT 02
基礎配筋検査
構造体を支えると同時に、建築物にかかった荷重を地盤へ均等に伝える役目を担う基礎は、圧縮に強いコンクリートと、引っ張りに強い鉄筋を組み合わせて施工されます。
基礎配筋検査では、鉄骨を組む配筋の工程が図面通りに施行されているか厳しくチェック。
コンクリートを流し込んだ後では確認できない鉄筋の太さや数量に加え、かぶり厚さ(鉄筋の参加による錆を防ぐために必要な鉄筋周りのコンクリートの厚み)や継手の長さについても所定の条件が守られているか確認します。
POINT 03
構造躯体検査
当社の住宅は阪神淡路大震災や東日本大震災のような大震災を想定し、躯体を面で支える構造と、建物の重量を支えるベタ基礎工法を採用しています。
しかし優れた工法や部材を採用しいていても、図面通り施工されていなければその効果を発揮できません。
検査では、地震や暴風などによる荷重や外圧に耐える「耐力壁」の質や量が十分に確保され、バランスよく配置されているか、接合部の金具の詳細な検討も含めてチェック。
また基礎のコンクリートに不備や亀裂が発生していないか、土台が強固に固定されているかも確認します。
POINT 04
防水検査
外壁などから浸水しないように防水施工ができているか、防水シートなどの施工具合をチェックする検査です。
壁内への浸水による木材の腐朽やカビは木造住宅の耐久性を縮めると共に、住まう人に健康被害をもたらす大きな要因ともなります。
また、住宅瑕疵保険の保険事故も、約9割が防水関連の事故。
雨水などの侵入経路は特定が難しく、侵入箇所を防いでも別の経路で発生することが多々あります。
リスクを減らすためには、建築段階での確実な施工・検査が欠かせません。