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公開日:2025/9/13
高槻市で注文住宅を建てるなら知っておきたい火災保険|保険料の決まり方と加入時の注意点
家づくりを考えるとき、間取りやデザインは熱心に検討する一方で、火災保険については後回しになりがちです。
しかし、火災や自然災害はいつ起きるかわかりません。特に高槻市は「大阪北部地震(2018年)」や「台風21号(2018年の関西に大きな被害を与えた台風)」などの自然災害を経験しており、災害リスクに備える必要性は非常に高い地域といえます。
本記事では、火災保険の必要性や保険料の決まり方、さらに高槻市で注文住宅を建てる方が特に意識しておきたい注意点を解説します。
高槻市における火災保険の必要性
総務省消防庁のデータによると、令和6年の住宅火災は全国で11,232件。特に戸建て住宅は共同住宅の約2倍の件数となっています。
出火原因は「コンロ」「電気機器」「たばこ」など、日常生活で誰にでも起こり得るものです。
さらに高槻市では、火災以外の災害リスクも無視できません。
- 地震:2018年の大阪北部地震(最大震度6弱)では、高槻市でも住宅の損壊やライフライン停止など大きな被害が発生。
- 台風:同年の台風21号では屋根瓦の飛散や停電被害が相次ぎ、住宅保険の重要性を再認識させられました。
- 水害:淀川や芥川の氾濫リスク、近年増加するゲリラ豪雨により床下浸水・浸水被害の危険もあります。
このように、高槻市で注文住宅を建てる際には、火災だけでなく地震・台風・水害までを見据えた保険選びが欠かせません。
火災保険で補償される範囲
火災保険は「火事だけ」と思われがちですが、実際には以下の幅広いリスクをカバーします。
- 火災・落雷
- 風災・雪災・雹災
- 水災・水濡れ(台風・豪雨による床上浸水など)
- 自動車の衝突や飛来物による損害
- 盗難・破損など偶発的な被害
補償対象は「建物」と「家財」に分けられ、両方を対象にするプランが一般的です。
特に高槻市のように台風や水害のリスクがあるエリアでは、水災補償を外さないことが大切です。
注文住宅取得時の火災保険料と決まり方
火災保険料は一律ではなく、建物の条件や立地によって大きく変わります。
主な決定要因
- 建物の構造:耐火性能の高い住宅(T構造)は割安
- 築年数:新築の方が保険料は安い
- 延床面積:広い家ほど補償額が増え、保険料も高くなる
- 所在地:水害リスクのある地域や台風被害の多い地域では保険料が上がりやすい
- 補償内容:建物のみか、家財も含めるかで変動
- 特約の有無:個人賠償責任補償などを追加すると上乗せ
- 保険期間:長期契約の方が割安
戸建て住宅の相場は年間5万円前後ですが、高槻市のように自然災害リスクがある地域では、補償内容によって保険料が変動しやすい点に注意が必要です。
高槻市で火災保険を選ぶ際のポイント
- 水災補償を必ず検討する
芥川や淀川周辺は浸水リスクがあるため、水災補償を外すと万一のときに再建費用が自己負担になってしまいます。 - 地震保険をセットで加入する
大阪北部地震のように突然の揺れは避けられません。地震による倒壊や火災は火災保険だけでは補償されないため、地震保険の加入は必須といえるでしょう。 - 複数社で見積もりを取る
不動産会社提携の保険にそのまま加入するのではなく、複数社で比較検討して、補償内容と保険料のバランスを見極めましょう。
まとめ|地域リスクを踏まえた火災保険で安心の家づくりを
高槻市で注文住宅を建てる場合、火災だけでなく、台風・地震・水害といった地域特有のリスクにも備えた火災保険選びが大切です。
補償内容をしっかり精査し、複数社で比較検討しながら、自分たちの暮らしに合った火災保険を選びましょう。
大切な住まいと家族を守るために、火災保険は「後回し」ではなく「家づくりの必須項目」として考えることをおすすめします。
BELLE HOUSING 高槻店
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