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公開日:2025/9/8
家を建てるなら知っておきたい「地鎮祭」について
新築工事を始める際によく耳にする「地鎮祭」。 地鎮祭とは、建築予定地の神様に土地を利用させていただく許しを得て、工事の安全や家族の繁栄を祈る儀式です。
地鎮祭の流れ
地鎮祭は一般的に神主さんを招き、神饌(米・酒・塩・野菜・果物など)を供えて祝詞を奏上します。その後、土地を清め、鍬入れの儀を行い、最後に玉串奉奠をして無事を祈願します。所要時間は30分〜1時間程度です。
高槻市内では、氏神さまとして「上宮天満宮」や「伊勢寺」などに依頼するケースも多く、工務店を通じて神主さんを紹介してもらうのが一般的です。最近では、略式の地鎮祭を選ばれる方も増えており、ライフスタイルに合わせた形で行うことができます。
費用の目安と準備
地鎮祭にかかる費用は、神主さんへの初穂料として2万〜3万円程度が目安です。加えて、お供え物代(1万円前後)やテント・祭壇設営費用が必要になる場合があります。ただし、多くの工務店ではまとめて手配してくれるため、施主が準備するのは初穂料を用意する程度というケースもあります。
実施日については「大安」「友引」など吉日を選ぶ方が多く、高槻市では週末の午前中にご家族そろって行うケースも増えています。天候が悪い場合でも、テントを張って行えるので安心です。
地鎮祭と上棟式の違い
地鎮祭と混同されやすい儀式に「上棟式(棟上げ式)」があります。地鎮祭が工事の着工前に土地を清める儀式であるのに対し、上棟式は建物の骨組みが完成し、棟木を上げるタイミングで行われるものです。上棟式では、建物の無事完成と施主・施工者の繁栄を祈ります。高槻市でも昔ながらに餅まきやお菓子をまく風習が残っている地域がありますが、最近は簡略化し、職人さんへの労いの場として行われるケースが多くなっています。
つまり、地鎮祭は「工事の安全祈願」、上棟式は「建物完成までの無事祈願」という違いがあるのです。
地鎮祭は必須ではない
地鎮祭は昔からの習わしですが、法律や契約上の必須行事ではありません。費用やスケジュールの都合で行わない方もいます。工務店に相談すれば、形式を簡略化したり、お清めだけで済ませたりすることも可能です。大切なのは、ご家族が納得できる形を選ぶことです。
まとめ
新築を建てる際、地鎮祭を行うかどうかは自由です。ただ、地域の氏神さまにお願いすることで安心感を得られたり、近隣との関係がスムーズになったりするメリットもあります。また、上棟式と合わせて行うことで、家づくりの節目を実感できる良い機会にもなります
BELLE HOUSING 高槻店
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