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公開日:2025/9/5
高槻市の気候と快適な住まいづくり
~夏の猛暑・冬の底冷えにどう向き合う?~
「住まい」とは、本来は家族が安心して暮らせる場所。
けれども近年、異常気象が進むなかで「夏は暑すぎてつらい」「冬は底冷えで体調を崩す」──そんな声を耳にすることが増えてきました。特に高槻市のように夏は猛烈な暑さ、冬は底冷えが共存するエリアでは、その影響が顕著です。
■ 夏、高槻市を襲う“ヒートダメージ”
近年の異常気象の影響で夏は、最高気温が33℃を超える日も多く、猛暑日(35℃以上)もしばしば記録されます。
外に出ているときは日傘や水分補給で気をつけていても、「家に帰って油断していたら熱中症に…」というケースは少なくありません。実は全国的にも**熱中症の発生場所の第一位は“住まい”**なのです。
夜間も気温が下がらない熱帯夜には、就寝中に体調を崩すことも。
エアコンや遮光カーテン、高断熱サッシを取り入れて“家の中でも涼しく過ごせる工夫”が欠かせません。
■ 冬に潜む“コールドダメージ”
一方、冬は最低気温が1℃前後まで下がり、底冷えの強さを実感します。
特に注意したいのが、暖かいリビングから寒い浴室や脱衣所に移動する際の温度差。これがヒートショックを引き起こし、入浴事故につながることもあります。
全国的に見ても入浴中の急死は交通事故死を上回るほど多く、まさに「住まいが命に関わる」問題なのです。
対策には、断熱性能を高めることはもちろん、浴室暖房や床暖房など“家全体を均一に暖める工夫”が有効です。
■ 世界では「暖かい家は当たり前」
実は世界では、住宅の室温管理がすでに「常識」となっています。
WHO(世界保健機関)は「冬の最低室温18℃以上」を勧告しており、イギリスやカナダ、アメリカの一部都市では法律や条例で室温基準が義務化されています。
つまり、「健康を守るために暖かい家に住む」ことは人権レベルの考え方なのです。
■ “省エネ住宅”への転換が進む未来
日本でも住宅政策が進み、
- 2025年からは新築住宅に省エネ基準適合が必須
- 2030年には「ZEH水準」が標準化
となる見通しです。
特に高槻市のように「夏の猛暑と冬の底冷え」が両立する地域では、省エネ住宅のメリットは大きく感じられるはずです。断熱性能を高めれば冷暖房効率が上がり、夏は涼しく、冬は暖かい。さらに光熱費の削減にもつながります。
未来のスタンダードとも言える ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス) は、健康と快適さ、そして家計を守る住まいとして注目されています。
■ まとめ:これからの高槻市の住まいに求められること
- 夏は「ヒートダメージ」=室内熱中症対策
- 冬は「コールドダメージ」=ヒートショック予防
- 気候の厳しさに備え、省エネ住宅・ZEH住宅への転換
高槻市の暮らしをより快適に、そして安心して続けていくためには、「断熱」「省エネ」「健康」の3つの視点から住まいを見直すことが大切です。
BELLE HOUSING 高槻店
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