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公開日:2025/8/29
家族のリビングでの過ごし方はどう変わった?
「くつろぐ場」から「多機能空間」へ
リビングは、家族が一日の中で最も長く過ごす場所です。かつては「テレビを見ながらくつろぐ場」というイメージが強かったリビングですが、近年は役割が大きく変化しています。
2016年のリクルート住まいカンパニーの調査では、住宅選びで妥協したくない条件の第1位が「リビング・ダイニングの広さ」で、約7割の家族が重視していることが分かりました。反対に、個室の広さにこだわる人は約2割にとどまり、家族の関心が「リビング中心」にシフトしていることがうかがえます。
夫婦・子どものリビングでの過ごし方
夫婦は1日の約8割をリビングで過ごしており、過ごし方は「食事」「テレビ鑑賞」「洗濯物をたたむ」といった従来の行動に加え、
- 在宅ワークやパソコン作業
- スマホ利用
- 子どもとの時間
- 読書や趣味
など、多様化しています。
子どもも年齢が上がるにつれてリビングでの滞在時間は減少しますが、中高生でも一日の約半分をリビングで過ごしており、「スマホ」「通話」といったプライベート性の高い行動もリビングで行う傾向があります。
家族が自然と集まる「リビ充」空間
こうした背景から、リビングは「広々とした多機能空間」へと進化しています。
- 親は家事をしながら子どもの勉強を見守れる
- 同じ空間にいても、それぞれが好きなことをできる
- ちょっとした会話が生まれやすく、信頼関係が深まる
このようなメリットが「リビ充」という言葉にもつながっており、リビングは“ただの居間”ではなく、“家族関係を自然に育む空間”となっています。
子どもにとってもリビングは「監視される場所」ではなく、「親も自分も自由に過ごせる空間」へと変わりつつあります。親子関係も友達のように気軽で、安心感を持てる関係性が築かれているのです。
まとめ:リビングは家族をつなぐ場所へ
リビングは、同じ空間で一緒に過ごすだけで会話や安心感を生み出す、家族の心地よい拠点になっています。
「一緒にいると何となくホッとする」――それが現代のリビングの価値であり、家族が求める住まいづくりの大きなポイントといえるでしょう。
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