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公開日:2025/7/19

【注文住宅で人気】パントリーのメリット・デメリットとは?収納アイデアや便利な使い方実例も紹介

注文住宅を建てる際、**「パントリーを設けるかどうか」**で悩む方も多いのではないでしょうか。
キッチンの近くに設置する収納スペース「パントリー」は、食料品や日用品のストックがしやすく、キッチンをすっきり見せてくれる便利な空間です。

一方で、スペースや動線の工夫が必要な点もあるため、事前の検討が欠かせません。

この記事では、パントリーのメリット・デメリット、設置のポイント、暮らしに役立つ使い方実例まで詳しくご紹介します。


1. そもそもパントリーとは?設置の必要性

パントリーとは、主に食品や日用品を収納するためのスペースで、キッチンに隣接して設けられます。
タイプには以下のようなものがあります。

  • ウォークイン型:人が入って歩き回れる収納室タイプ
  • ウォークスルー型:キッチンと廊下などをつなぐ通り抜けタイプ

必ず必要なものではありませんが、まとめ買いをする方や大家族、備蓄をしたい方には重宝されるスペースです。


2. パントリーを設けるメリット

2-1. キッチン周りがスッキリ片付く

調味料・保存食・大型の調理器具などをパントリーに収めることで、キッチンに物があふれにくくなり、インテリア性もアップします。
冷蔵庫や家電をパントリー内に設置する事例もあり、生活感を隠せる点も魅力です。

2-2. 食料品や日用品のストックに最適

パントリーがあれば、以下のようなかさばる物をまとめて収納できます。

  • お米・水・缶詰・調味料
  • トイレットペーパー・洗剤・掃除用品
  • 防災備蓄品・ペット用品 など

「買い置き派」「共働き家庭」「子育て世帯」にはとくにおすすめです。


3. パントリーのデメリット・注意点

3-1. 広さ・間取りに制約が出る

パントリーを確保するには、ある程度の床面積が必要です。
土地や建物面積に余裕がない場合は、他の空間とのバランスに注意しましょう。

また、棚や扉の造作費用もかかるため、コスト面でも事前の検討が必要です。

3-2. 整理整頓しないと使いにくい

パントリーは便利な反面、物を詰め込みすぎると**「何がどこにあるかわからない」収納になってしまう**ことも。

  • 棚の奥行きを見直す
  • ボックスやラベルを活用する
  • 定期的な整理整頓を行う

など、使いやすさを意識した収納計画が重要です。


4. パントリー設計のポイント

4-1. 収納する物を明確にして設計

「何をどれだけ収納するか」を事前に決めてから、必要な広さ・奥行き・棚の数を計画しましょう。

4-2. 可動棚で柔軟な収納に

収納する物が変わっても対応できるよう、棚の高さを調整できる可動棚がおすすめです。ライフスタイルの変化に合わせやすくなります。

4-3. 換気対策も忘れずに

パントリーは湿気やニオイがこもりがちなため、

  • 換気扇や小窓を設置する
  • 風通しのよいウォークスルー型にする
  • 全館空調の循環設計を取り入れる

など、空気の流れを確保する工夫が大切です。


5. 暮らしに役立つパントリー実例

5-1. 在庫管理しやすい大容量パントリー

キッチン家電、日用品、冷蔵庫まで収納可能な大容量タイプ。
どこに何があるかが一目でわかる設計で、ストック補充のしやすさが抜群です。

5-2. コンパクトでも大活躍!省スペース型

限られたスペースでもパントリーを実現。
可動棚+収納ボックスの活用で、奥行きのある棚でも使いやすさをキープしています。

5-3. L字型で見やすく取り出しやすい収納

キッチンと連動したL字レイアウトで、収納力と視認性を両立
調理器具や日用品まで幅広く収納できます。

5-4. 細長いウォークスルー型で家事動線に配慮

玄関とキッチンの間に設けた通り抜けできる細長いパントリー。買い物帰りにすぐ収納できるうえ、風通しも良好です。


6. パントリーで家事ラク&快適な暮らしを実現しよう

パントリーは、家事効率を高め、生活感を隠してすっきり暮らすための強い味方です。
ただし、スペースや設計によって使い勝手が大きく変わるため、注文住宅を建てる際にはしっかりとした計画と設計の工夫が必要です。

7. ライフスタイル別!おすすめのパントリープラン

家族の暮らし方によって、パントリーに求められる機能や配置は異なります。
ここでは「共働き家庭」「子育て世帯」「シニア世帯」「災害対策重視派」など、目的に合ったパントリーの形や活用ポイントをご紹介します。


7-1. 【共働き家庭】時短&買い置き重視のストック型パントリー

特徴

  • 忙しい日々でもスムーズに料理・家事ができるよう、「一目で在庫管理できる見せる収納」がおすすめ。
  • まとめ買いに対応できる大容量+可動棚設計で、食品・日用品・消耗品などを一括管理。

設計ポイント

  • 玄関~キッチンの動線に近い「ウォークスルー型」で買い物帰りも楽に収納
  • 家電・冷蔵庫も収納してキッチンの表に出す物を減らす
  • タグ付き収納ボックスで在庫を視覚化、補充しやすく

7-2. 【子育て世帯】育児動線を意識した「安心・安全」なパントリー

特徴

  • 離乳食や非常食、おむつ、ベビーグッズなどの保管に便利な専用スペースとして活用
  • 子どもの手が届かない高めの棚を設け、いたずら防止&安全性を確保

設計ポイント

  • キッチン横+ダイニングの近くに設置し、育児しながら手早く使える
  • 可動棚で成長に合わせて収納内容を柔軟に変えられる
  • ベビーカーや布団も一時収納できる広めのウォークイン型も◎

7-3. 【シニア・二人暮らし】出し入れしやすいコンパクト設計パントリー

特徴

  • 使う頻度が高い物だけを厳選し、省スペースかつ取り出しやすいレイアウト
  • 高い棚は避け、手が届きやすい高さで設計するのがポイント

設計ポイント

  • キッチンに隣接する壁面収納型の浅型パントリーがベスト
  • 引き出し収納や引き戸で腰をかがめずに出し入れ可能
  • 室温の変化に強い構造で、長期保存にも対応

7-4. 【備蓄・防災重視】長期保存を考えたローリングストック型パントリー

特徴

  • 非常時に備えて、備蓄品・保存水・カセットコンロなどを常備するスタイル
  • 食料の「使う・補充する」の循環(ローリングストック)に対応できる配置が重要

設計ポイント

  • 湿気がこもりにくい換気窓やエアコン連動の通気設計が必須
  • 収納品のジャンル分けができる可動棚+ラベル収納
  • まとめ買いを想定し、奥行き浅め&多段棚設計で出し入れしやすく

8. あなたの暮らしにぴったりなパントリーを一緒に考えませんか?

ライフスタイルによって、理想的なパントリーの形はさまざま
設計段階からしっかりと「使い方」を想定することで、より快適で効率的な暮らしが実現します。


BELLE HOUSING高槻店では、共働き・子育て・二世帯などご家庭ごとの収納ニーズに応じたパントリー設計をご提案いたします。

【お問い合わせ】0120-731-303