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公開日:2025/7/11
インナーガレージハウスとは?メリット・デメリットと後悔しない家づくりのポイント
注文住宅を検討している方の中には、車の保管場所についてもこだわりたいという方が多いのではないでしょうか。
雨の日の乗り降りのしやすさや、防犯性、さらには趣味のスペースとしての活用など、住宅と一体化した「インナーガレージハウス」は近年注目を集めているスタイルです。
インナーガレージハウスの特徴やメリット・デメリット、間取りの工夫、設計の注意点、さらに実際の施工事例もあわせてご紹介します。
インナーガレージハウスとは?
インナーガレージハウスとは、住宅とガレージ(車庫)が一体となった住まいのことを指します。「ビルトインガレージ」とも呼ばれ、車が家の1階部分に組み込まれているのが最大の特徴です。
従来のように屋外に車庫を設けるのではなく、建物の中に車を格納できるため、見た目の一体感だけでなく、機能面でも優れた設計が可能になります。
また、単なる駐車スペースにとどまらず、DIYスペースや趣味の作業場として活用されるケースも多く、ライフスタイルに合わせた空間の使い方ができるのも魅力です。
インナーガレージハウスのメリット4選
メリット①:愛車を天候から守れる
雨・雪・風・直射日光などの自然環境から車を守ることができます。車の劣化を防ぎ、長持ちさせることでメンテナンス費用の削減にもつながります。
メリット②:雨の日の乗り降りも快適
ガレージと室内がつながっているため、雨や雪の日でも濡れずに車に乗り降りできます。買い物後の荷物の運搬や、お子様・高齢者の乗り降りにも非常に便利です。
メリット③:防犯性の高い車庫スペース
外部から車が見えず、シャッターや玄関ドアと同等の施錠でしっかり防犯対策が可能。車やバイクを盗難・いたずらから守りたい方に安心の設計です。
メリット④:趣味スペースや収納として活用できる
ガレージを「車専用スペース」にとどめず、工具を使ったDIYやアウトドア用品の収納、趣味の作業スペースなど、用途に合わせた空間活用が可能です。
インナーガレージハウスのデメリットと注意点
デメリット①:建築コストが高くなりやすい
構造の強化や防火・遮音・換気などの追加設備が必要になるため、一般的な住宅よりも建築費用がかさみます。コストと利便性のバランスを見極めることが大切です。
デメリット②:1階の間取りが制限される
1階にガレージを設ける分、リビングや水まわりスペースが狭くなる可能性があります。狭小地では特に間取りの工夫が必要で、2階リビングの採用などが選択肢となります。
デメリット③:土地条件や法規制の確認が必要
敷地面積や形状、用途地域によっては建築に制約が出ることも。ガレージ付き住宅を検討する際は、必ず事前に法的条件や周辺環境をチェックしましょう。
インナーガレージハウスを成功させる設計ポイント
ポイント①:車から室内への動線を計画する
車から降りて玄関、リビング、キッチンなどへのアクセスがスムーズになるような動線計画が重要です。重い荷物や雨天時の移動も快適になります。
ポイント②:排気ガスや騒音への配慮を
ガレージは屋内空間と隣接するため、換気計画が重要です。高性能な換気設備を導入し、音・臭いのストレスを軽減しましょう。断熱・遮音対策もあわせて検討を。
ポイント③:将来のライフスタイル変化に備える
バリアフリー設計や、ガレージの使い方の柔軟性も将来を見越した住まいづくりには重要です。将来的に車を使わなくなる場合の活用方法も視野に入れておきましょう。
まとめ|“車と暮らす家”の成功は、設計前の準備がカギ
インナーガレージハウスは、ただの車庫付き住宅ではありません。
日常の利便性や安全性、趣味の充実にもつながる空間だからこそ、土地・動線・快適性・将来性まで幅広く検討する必要があります。
注文住宅を検討されている方は、BELLE HOUSING高槻店までお気軽にご相談ください。
土地条件に応じた最適な設計プランをご提案いたします。
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