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公開日:2025/5/22

【保存版】住宅購入前に知っておきたい不動産用語10選

~知らずに契約すると後悔するかも!?~

住宅購入は、人生で最も高い買い物とも言われます。
でも実際に家を探しはじめると、**「建ぺい率?」「セットバック?それって何のこと?」**というように、分かりにくい不動産用語が次々に登場します。

今回は、不動産営業の現場でもよく登場する、**「最低限知っておくべき重要ワード10個」**を、実際の購入シーンを交えてわかりやすく解説します。


1. 建ぺい率(けんぺいりつ)

土地に対して建てられる建物の面積の割合のこと。
たとえば100㎡の土地で建ぺい率50%なら、1階部分の建築面積は最大50㎡までです。

たとえば「庭付き一戸建て」を希望しても、建ぺい率が高すぎると、思っていたより建物が大きく建てられないことも。
高槻市では「第一種低層住居専用地域」なら建ぺい率40〜50%が一般的です。


2. 容積率(ようせきりつ)

土地に対して建てられる延べ床面積の割合。
延べ床面積とは、1階+2階+ロフトなど、すべての階の合計面積です。

例えば100㎡の土地で容積率100%なら、2階建てでそれぞれ50㎡、または1階60㎡+2階40㎡などの建物が可能です。
家族構成によっては、容積率が高いエリアの方が部屋数を増やしやすくなります。


3. 接道義務(せつどうぎむ)

土地が公道などの道路に2m以上接していないと家を建てられないというルール。

古家付き物件を「建て替え前提で購入」する場合、この接道義務を満たしていないと再建築できません。
高槻市でも、古くからある住宅地では接道の条件に注意が必要です。


4. 都市計画区域

「このエリアは住宅地」「このエリアは工業地帯」といった土地利用の大きなルールが決められている区域。

高槻市はほとんどが都市計画区域に含まれています。郊外の一部には「市街化調整区域」もあり、原則として新築住宅は建てられません。
希望するエリアが建築可能な場所かどうか、確認が必要です。


5. 用途地域

住宅、商業施設、工場など、建物の種類や大きさを制限するエリア分け(13種類)。

「第一種低層住居専用地域」は、静かな住宅街で小規模な戸建てが中心。
反対に「商業地域」では店舗付き住宅やマンションも建てられます。
近隣に大きな建物が建たないか心配な方は、用途地域のチェックを。


6. セットバック

前面道路の幅が4m未満の場合、道路の中心から2m空けて建物を建てなければならないルール。

実際には「敷地の一部を道路として提供する」形になります。
たとえば、4㎡のセットバックが必要なら、その部分には建物も塀も建てられません。土地面積は100㎡でも、実質使えるのは96㎡になります。


7. 引き渡し

物件の売買代金を支払い終え、鍵を受け取って正式に所有権が移ること。

「引き渡し日=家に入れる日」です。
その日に合わせて、引越し業者やインフラ(電気・ガス・水道)手続きを進めましょう。


8. 仲介手数料

不動産会社に支払う紹介手数料。
上限は「物件価格 × 3% + 6万円(+消費税)」。

たとえば4,000万円の物件なら、最大で【138万6,000円(税込)】が仲介手数料になります。
「仲介手数料無料」の物件もありますが、販売元が売主の場合が多いです。


9. 重要事項説明(重説)

契約前に宅建士が、物件の法的・物理的な情報を説明する義務。

地盤の状況や接道、建築制限、過去のトラブルなど、重要な情報がまとめられています。
契約前に一度は持ち帰り、冷静に読み返すのがオススメです。


10. ローン審査

住宅ローンを借りるために、金融機関が「返済できるかどうか」を審査する手続き。

事前審査(仮審査)では収入や勤続年数、借金状況などを元に簡易審査。
本審査では、物件の担保評価や、より詳細なチェックが入ります。
「事前審査OKでも、本審査NG」になるケースもあるので注意。


✔ まとめ|言葉の意味を知ると、住宅選びがもっとスムーズに!

不動産用語を理解すると、物件の見方や資金計画がはっきり見えてきます。
「あとでこんなはずじゃなかった…」とならないよう、最低限の知識を持って、納得できるマイホーム選びを進めましょう。

高槻市で新築住宅をご検討中の方は、地域の特性もふまえたご相談も可能です。

高槻市で新築戸建てをご検討の際はBELLEHOUSING高槻店にご相談ください。