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公開日:2025/5/8

家族みんなが心地よく暮らせる空間づくり

〜土地の特徴をやさしく活かすアイデア集〜

土地探しから始まる家づくり。住みたいエリアやご予算を決めたら、次は土地に合った間取りを考えます。でも「この土地で本当に理想の暮らしができるのかな…」と迷うこともあるのではないでしょうか?

実は、土地の特徴をうまく活かす間取りの工夫で、どんな土地でも家族みんなが心地よく過ごせる空間をつくることができるんです!今回はその方法を、3つのケースに分けてご紹介します。


CASE1|せまい土地でものびのび過ごせる工夫

― 街なかでも広く感じるおうちのつくり方 ―

都市部や住宅密集地では、土地の広さに限りがあり、家の広さにも制限がかかることがあります。でも、だからといって「せまくて窮屈な家になりそう…」とあきらめる必要はありません。

広がりを感じるための視覚的工夫

視覚的に広がりを感じるためには、窓や家具、照明などを工夫しましょう。例えば、窓や家具の高さを揃えると空間が広く感じられます。また、リビングの床とテラスを同じ高さにすることで、外とのつながりが生まれ、開放感が増します。

ちいさな地窓を設けて、坪庭の緑を眺めることもおすすめです。これで、室内に自然を感じながら、広がりを楽しむことができます。


CASE2|高さに制限があっても、心地よく暮らすには

― 家族の安心とくつろぎを考えた天井の高さ ―

地域によっては、建物の高さに制限があることがあります。でも、天井を高くすることだけが「良い家」というわけではありません。むしろ、家族の暮らしやすさを考えた「高さの工夫」が重要です。

ほどよい天井高さで心地よさをアップ

リビングは吹抜けで開放的にし、プライベートな空間は少し天井を低くすることで落ち着きが生まれます。ほどよい高さの天井は、座って過ごす時間が多い空間にぴったり。冷暖房の効率も良くなるため、快適に過ごせます。


CASE3|お隣が近い場所でも、光と風を取りこむ間取り

― 2階リビングで、明るくたのしい毎日を ―

お隣との距離が近い場所では、日当たりが心配になることも。そんなときにおすすめなのが「2階にLDKを配置する」というアイデアです。

2階リビングで明るさと風を取り込む

2階なら周囲の建物の影響を受けにくく、ハイサイドライト(高い位置の窓)や屋根の形状を工夫することで、しっかりと光を取り込むことができます。また、2階リビングでは眺望も楽しめることがあります。

ただし、階段の昇り降りが負担にならないよう、ゴミ出しや洗濯動線を工夫したり、将来エレベーターを設置できるスペースを確保しておくと便利です。


家族の気配を感じられる“吹抜け”という選択

― 明るく開放的なおうちにするためのポイント ―

吹抜けを設けると、明るく開放的な空間が広がります。家族が集まるリビングで、みんながつながっている感覚を楽しめるのも吹抜けならではの魅力です。

吹抜けを採用する際の注意点

  • 耐震性の確保
     吹抜けを設けることで構造的に不安定になる可能性があります。耐震等級3を取得できるよう、しっかりと構造計算を行い、安全性を確認しましょう。
  • 暖房効率の向上
     吹抜けがあると暖気は上にのぼり、1階の暖房効果が薄れることがあります。断熱性や気密性を向上させ、床暖房を併用するのもおすすめです。
  • 音の気配にも配慮
     吹抜けは上下階の音が伝わりやすいため、プライバシーが気になる場合は間取りを工夫しましょう。逆に、家族の気配を感じながら過ごしたい場合は、吹抜けがぴったりです。

まとめ|その土地らしさを楽しみながら、わが家らしい暮らしを

― 小さな工夫で、子育ても毎日もぐっと快適に ―

「この土地、ちょっと気になるな…」というネガティブなポイントも、間取りや空間の工夫でぐっと魅力的に変えることができます。

土地に合った工夫を加えることで、家族みんなが心地よく過ごせる空間を作り上げることができます。大切なのは、家族の「暮らしやすさ」を考えること。そんな家づくりを、ぜひ楽しみながら進めていきましょう。

高槻市で新築戸建てをご検討の際はBELLEHOUSING高槻店にご相談ください。