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公開日:2025/4/11
家づくりで重視したいこととは?
家づくりにおいて、人が重要視することは時代とともに変化してきました。建築技術やライフスタイルが進化する中で、住まいに求められる価値も変わってきています。
特に近年では、「夏の涼しさよりも冬の暖かさを重視する」という傾向が強くなっています。冷房によって夏の快適性は確保しやすくなりましたが、冬の寒さ対策はまだ課題が多いと感じる人が多いようです。
そこで、多くの人が気にする「冬の3大不満」ともいえる「乾燥・光熱費・非暖房室の寒さ」について、家づくりの際に検討すべき点や対策を詳しくお話しします。
1. 乾燥対策
冬の乾燥には加湿器が大活躍しますが、過度に使用すると壁の表面や内部に結露が発生し、腐朽やシロアリ、カビ、ダニの原因となってしまいます。加湿だけに頼らず、家の断熱性を高めることで室内の温度を適切に保ち、湿度の急激な低下を防ぐことが重要です。また、エアコンの設定温度を低めに抑えることや、低温の輻射熱で暖める床暖房の導入も有効です。
2. 光熱費削減
暖房の光熱費を抑えるためには、単に暖房器具を選ぶだけでなく、住宅の設備全体を見直すことが大切です。特に給湯は光熱費の大きな割合を占めているため、高効率な給湯器(エコキュートやエネファームなど)の導入も検討すべきポイントです。
また、24時間換気システムの種類も重要です。一般的な換気システムでは、暖めた室内の空気と一緒に熱も外へ逃げてしまいますが、熱交換型換気システムを採用することで、室内の温度を保ちながら換気が可能になります。結果的に暖房負荷が軽減され、光熱費の削減につながります。
3. 非暖房室の寒さ対策
冬場の非暖房室の寒さは、居住性の低下だけでなく、ヒートショックのリスクを高める要因となります。実際に、年間約1万4千人がヒートショックによる事故で亡くなっており、これは交通事故死の約2倍にもなります。
この寒さ対策には、家の気密性能を高めることが重要です。特に、外皮性能と呼ばれる部分に注目し、高性能な窓や断熱材の選定を行うことで、室内の温度差を少なくすることが可能になります。例えば、樹脂サッシやトリプルガラスを採用することで、冷気の侵入を大幅に防ぐことができます。
まとめ
家づくりにおいては、冬の寒さ対策を重視する傾向が強くなっています。しかし、それだけに偏るのではなく、バランスよく他の要素も考慮することが大切です。例えば、耐震性能、間取り、メンテナンスのしやすさ、将来的なライフスタイルの変化への対応など、多角的に検討することで、より快適で満足度の高い住まいを実現できます。
私たちは、冬の寒さ対策をはじめとした快適な住環境を実現するために、高性能な住宅設備を標準採用しています。家づくりに関するご相談やご不明点がございましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。
「家づくり」は、情報を集め、取捨選択しながら進めることで、自分らしい理想の住まいに近づくことができます。ぜひ、長く快適に暮らせる家づくりを目指してください。
高槻市で新築戸建てをご検討の際はBELLEHOUSING高槻店にご相談ください。