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公開日:2025/4/5
住宅購入の適正予算と最適なタイミングの考え方
家を建てたいと考えている方の中には、「2~3年後に購入を検討している」と答える方が多くいらっしゃいます。しかし、その理由を尋ねると、明確な根拠がない場合がほとんどです。不動産の営業を受けることに抵抗があり、具体的な相談を避ける傾向にあるのかもしれません。
しかし、家づくりを進めるうえで「いつまでも決められない」状況が続くと、正しい判断基準を持てずに迷いが増すばかりです。
例えば、以下のような不安を抱えていませんか?
- 自分は家を買えるのか?
- 賃貸と持ち家、生涯の住宅コストはどちらがお得なのか?
- 今が買い時なのか?
- 親の介護や自身の老後資金はどうなるのか?
これらの不安を解決するためには、家づくりのプロに相談し、正しい情報を得ることが大切です。
住宅購入の適正予算の考え方
住宅ローンを利用する際に重要なのは、「借入できる金額」と「無理なく返済できる金額」を区別することです。
1. 借入できる金額
金融機関が融資可能と判断する金額ですが、これは必ずしも「安心して返済できる金額」とは限りません。たとえば、
- 収入が減った場合
- 配偶者が働けなくなった場合
- 予想外の出費が発生した場合
このような状況を想定せずに最大限の借入を行うと、将来的に返済が苦しくなるリスクがあります。
2. 無理なく返済できる金額
無理なく返済できる額を把握するためには、以下の要素を考慮しましょう。
- 毎月の返済額は、年収の約25%以内に収める
- 固定資産税やメンテナンス費用など、住宅ローン以外の支出も考慮する
- 金利の変動リスクを計算に入れる
このように、借入できる金額と無理なく返済できる金額の間には大きな差があることを理解し、慎重に計画を立てましょう。
住宅購入の最適なタイミングとは?
住宅購入のタイミングは、金利や物価の変動によって左右されます。一般的に「頭金を2~3割用意してから購入すべき」と言われていますが、必ずしもその方法が最適とは限りません。
1. 頭金を貯めるメリット・デメリット
- メリット
- 住宅ローンの借入額を抑えられる
- 返済総額を減らせる
- 金利上昇のリスクを軽減できる
- デメリット
- 頭金を貯めている間に金利や物価が上昇する可能性がある
- 賃貸に住み続けることで支出が増える
2. 「今購入する」 vs 「頭金を貯めて購入する」
「今、購入する場合」と「数年後に購入する場合」で、以下の要素を比較してみましょう。
- 住宅ローンの金利
- 物価の変動
- 家賃の支払い総額
- 定年時のローン残高
これらの要素を考慮したうえで、最適なタイミングを見極めることが重要です。
まとめ
家づくりを始めるにあたり、まずは「借入できる金額」と「無理なく返済できる金額」をしっかり把握することが大切です。また、住宅購入のタイミングを見極めるために、金利や物価の動向、家賃の支出を総合的に判断しましょう。
住宅購入は人生の大きな決断の一つです。信頼できる専門家に相談し、長期的に安心できる計画を立てていきましょう。
高槻市で新築戸建てをご検討の際はBELLEHOUSING高槻店にご相談ください。