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公開日:2025/3/24
後悔しない家づくりのための賢い収納計画
家づくりの計画を始めるとき、まずはどのような建物に住みたいか、どのような間取りにしたいかを考える方が多いのではないでしょうか。シンプルに、お洒落に、使いやすく、明るく快適に——間取りや住まいについて考えるとさまざまな夢が膨らみ、とても楽しいものですが、一方で悩ましくもあります。ご自身だけでは分からないことも多く、日々頭を抱えている方もいらっしゃることでしょう。しかし、ご安心ください。皆様に寄り添ってくれる素敵な設計士にめぐり逢えれば、そんな悩みもきっと解決するはずです。
設計士に必ず伝えてほしいこと
理想を叶えてくれそうな設計士に出会えたとき、ぜひ事前に伝えてほしいことがあります。それは「収納」についてです。
現在の生活で収納がどのような状況になっているか、どのような物が片付かずに散らかっているか、捨てることができる物とできない物は何かを整理しましょう。「断捨離をすればいい」と簡単に言うことはできますが、実際に実現させることはなかなか難しいものです。そこで重要になるのが収納計画です。
新居の間取りを考えると同時に、ライフスタイルに馴染むよう、家具の配置も計画しましょう。私たちの日常は、何もない空間で暮らすのではなく、家具や家電を使いながら生活するものです。設計を依頼する際には、日常の暮らしをきちんと伝え、それらが反映されたプランを描いてもらいましょう。
ソファやテーブル、テレビやピアノなどの大型家具から、電話やパソコンなどの細かな物まで、どこで何をするのか、どんな方向に何が見えるのかを考えながら、日常生活をイメージしつつプランの打合せを進めることが大切です。設計段階から具体的に考えておくことで、完成直後だけでなく、住み続けるほどに満足度が増す家になるでしょう。
具体的な収納のコツ
1. 壁の厚みを活用する 壁の厚みを利用した小物収納を洗面所やトイレに設置したり、階段脇の廊下に本棚や飾り棚を取り入れたりすると、スペースを有効活用できます。
2. 収納は「使うため」に作る 収納は、物を出して使うことを前提に計画すべきで、ただ仕舞い込むためのものではありません。収納をあちこちに分散させると、片付けが面倒になり、かえって使い勝手が悪くなることがあります。
3. 無駄な収納を増やさない 図面や現場で隙間を見つけると、つい「スペースを有効活用しよう」と収納を作りたくなるものです。しかし、使い勝手の悪い収納が増えると、不要な物が溜まりやすくなり、開かずの収納になりかねません。適材適所の収納を計画し、不要な物を整理しながら生活することが、正しい収納術です。
あると便利な収納スペース
近年、コンパクトな住宅が注目される中、造作収納の工夫も求められています。お洒落な家具を買い揃えるのも楽しみの一つですが、空間に限りがあるからこそ、無駄なくサイズに合わせた収納が必要です。
1. 床下収納 例えば、小上がりスペースの床下に引き出し収納を設けることで、奥行きがあり、たっぷりと収納できるスペースを確保できます。
2. 納戸・ウォークインクローゼット 現在ではスタンダードになっている納戸やウォークインクローゼットを活用し、季節物の収納場所を確保するのも有効です。
3. ファミリークローゼット 最近は、家族で共有するファミリークローゼットを設けるご家庭が増えています。これは家事動線を考慮したもので、各個室に畳んだ洗濯物を運ぶ手間を省き、個室の収納を抑えたプランニングが可能になります。
このように、収納の工夫には「利用価値」「使用頻度」「動線」などの考え方が重要です。現在の生活から改善したいポイントをしっかり反映させることで、後悔しない家づくりが実現できます。ぜひ、ご参考にしてください。
高槻市で新築戸建てをご検討の際はBELLEHOUSING高槻店にご相談ください。