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公開日:2025/3/20
高槻市で新築を建てるなら?木造住宅の工法を比較!
家の骨組みとなる構造には木造、鉄筋コンクリート造、鉄骨造などさまざまな種類がありますが、木造で家を建てることを検討されている方は多いかと思います。
日本では古来から木を使った家づくりが主流で、現在でも日本全国の約80%の住宅が木造で建てられていると言われています。その理由は大きく二つあります。
一つは木材資源が豊富な日本では、鉄筋コンクリート造や鉄骨造に比べて建築に掛かるコストを抑えることが出来るためです。もう一つは、木材は断熱性や吸湿性に優れており、寒暖差の激しい日本では住宅に使用する建材として適しているためです。
このように日本の住まいに適している木造住宅ですが、数種類の工法があります。そこで今回は木造住宅の工法について、一般的な種類とその特徴を、高槻市で新築を検討されている方に向けてご紹介します。
高槻市で新築を建てる際に知っておきたい木造住宅の工法
高槻市は大阪府内でも住宅地として人気が高く、新築を検討されている方も多いエリアです。しかし、高槻市は地震の影響を受けやすい地域でもあり、耐震性を重視した家づくりが求められます。
木造住宅の工法は「枠組壁工法」と「在来軸組工法」の2種類に大きく分類されます。どちらの工法がより適しているのかを知り、理想の住まいづくりに活かしていただければと思います。
枠組壁工法とは?
2×4(ツーバイフォー)工法という名前の方が一般的によく知られていますが、字の通り2×4インチなどの国際規格で作られた枠材に合板などの面材を緊結し、壁や床を作る工法です。
【特徴】
- 基準が細かく決められているため、工期が短く、施工品質が安定しやすい
- 高い耐震性・耐火性を備えている
- 面で支える構造のため、気密性・断熱性が高い
【デメリット】
- 間取りの自由度が低い(壁の配置が制限されるため、大きな開口部を設けにくい)
- リフォームがしにくい(壁で耐震性を確保しているため、壁を取り除くことが難しい)
特に高槻市のように地震対策が重要な地域では、耐震性能の高さがメリットとなりますが、間取りの自由度が低いため、将来の変更を考慮する必要があります。
在来軸組工法とは?
日本の伝統的な工法で、柱や梁(軸組)で建物を支える方法です。現在は金物を使用したり、鉄筋コンクリート造の技術を取り入れたりと、さまざまな進化を遂げています。
【特徴】
- 間取りの自由度が高い(大きな開口部を設けやすく、ライフスタイルに合わせた設計が可能)
- 将来的なリフォームがしやすい(間取り変更や増改築が比較的容易)
- 通気性が良く、湿気がこもりにくい
【デメリット】
- 施工品質に職人の技量が左右される(適切な施工が求められる)
- 工期が長くなりやすい
以前は耐震性・耐火性が枠組壁工法より劣ると言われていましたが、近年は面材を併用することで強度を高めた「耐震パネル工法」や、金物を使用した「在来金物工法」などの改良が進んでいます。
高槻市で木造住宅を建てるならどちらの工法が最適?
「地震に強い家を建てたい!」 → 枠組壁工法
「間取りの自由度を重視したい!」 → 在来軸組工法
高槻市で家を建てる場合、地震対策として耐震性を重視する方が多いですが、ライフスタイルに合わせた柔軟な設計を希望される方もいらっしゃいます。
在来軸組工法に「耐震パネル」や「在来金物工法」を組み合わせることで、耐震性と間取りの自由度を両立した住宅をご提供しています。
まとめ
家づくりを検討される中で、工法について深く考えることは少ないかもしれません。しかし、皆さまが思い描いている家をイメージ通りにつくっていくためには、家の骨格にあたる構造、そしてそれを作る工法は、耐震性の面だけではなく、お客様の家づくりを左右する重要な要素だと言えます。
新築を検討されている方は、地震対策を意識しつつ、ご自身のライフスタイルに合った工法を選ぶことが大切です。
高槻市で新築戸建てをご検討の際はBELLEHOUSING高槻店にご相談ください。