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公開日:2025/3/2
高槻市で高低差のある土地を購入するときの注意点
高槻市は北部に山間部、南部に平坦なエリアが広がる地形のため、市内には高低差のある土地も多く見られます。特に山手エリア(安満・塚原・浦堂・奈佐原など)では、道路と敷地に高低差のある土地がよく見られます。
また、不動産情報を検索すると、こうした高低差のある土地は周辺の平坦な土地よりも価格が安く設定されていることが多いです。しかし、実際には造成工事や外構工事などの追加費用が発生するため、「思ったより費用がかかる」と感じるケースが少なくありません。
今回は、高低差のある土地を検討する際の注意点や、購入時に確認すべきポイントについて詳しくご紹介します。
高低差のある土地を検討する際の重要ポイント
高低差のある土地を検討する際には、次の2つのポイントを押さえておくことが重要です。
(1)不動産会社だけでなく、建築会社にも相談する
高低差のある土地では、通常の建築費用に加えて造成や外構工事の費用がかかります。そのため、土地を購入する前に建築会社に相談し、総額でどのくらい費用がかかるかを確認することが大切です。
(2)総額の資金計画を明確にする
土地価格だけで判断せず、建築にかかる総額を試算することが重要です。造成工事費、給排水工事費、擁壁工事費などがかかる場合、当初の予算を大幅に超える可能性もあります。
高低差のある土地で想定される工事費用
例えば、高槻市内で道路よりも高い土地を購入した場合、次のような工事が必要になることがあります。
- 駐車場の造成工事:土地と道路の高さを調整するための土工事(掘削・盛土・土の処分費用)
- 給排水の延長工事:配管が長くなることで発生する配管延長費用
- ポンプ設置工事:給排水を上げるためのポンプ設置費用
- 重機の搬入費用:高低差によって重機の搬入が困難な場合、クレーンなどで重機を吊り上げる必要がある
- 土留め工事(擁壁工事):2m以上の高低差がある場合、行政の指導により擁壁の補強工事が必要になる可能性がある
こうした工事費用がかかるため、土地価格が安くても最終的な総額は平坦な土地と大きな差がなくなることがあります。
高低差のある土地の購入を検討するときのポイント
高槻市で高低差のある土地を購入する際は、次のステップを踏むと安心です。
- 土地の高低差を確認する
- 実際に現地を訪れ、隣地や道路との高低差をチェック
- 役所で宅地造成の規制や擁壁の管理状況を確認
- 建築会社に相談し、総額を把握する
- 不動産会社だけでなく、建築の専門家にも土地を見てもらう
- 建築費用だけでなく、造成工事やインフラ整備費も含めた資金計画を立てる
- 行政の指導があるか確認する
- 2m以上の崖や擁壁がある場合、擁壁の補強工事が必要になる可能性がある
- 建築制限や追加工事の必要性を事前に確認する
- 長期的な維持管理を考える
- 擁壁や外構のメンテナンス費用も考慮する
- 災害リスク(地震・土砂崩れ)にも注意し、耐震性のある設計を検討する
まとめ
高槻市内には高低差のある土地が多く存在し、価格が安く見えることもありますが、造成や外構工事のコストを考慮すると、最終的な総額は平坦な土地と大きく変わらない場合があります。
そのため、土地探しの段階で建築の専門家に相談し、総額の資金計画をしっかり立てることが重要です。特に高槻市の山手エリアで土地購入を検討される場合は、
- 土地の状態をしっかり確認する
- 建築会社と相談して総額を試算する
- 行政指導による追加工事の可能性を把握する
といったステップを踏むことで、予想外の出費を防ぎ、安心して家づくりを進めることができます。
高槻市で高低差のある土地の購入を検討されている方は、ぜひ弊社にご相談ください。役所での調査や必要な工事費用の概算をお伝えし、理想の家づくりをサポートいたします。
高槻市で新築戸建てをご検討の際はBELLEHOUSING高槻店にご相談ください。