人口減少や高齢化に伴い、全国的に増え続けている「空き家問題」。総務省の調査によると、全国の住宅のうち空き家の割合は**13.8％（2023年時点）**にものぼり、5年前（2018年）より増加しています。高槻市でも同様に、相続で実家を取得したものの「どう管理・処分すればよいのか」と悩む方が増えています。

とくに高槻市は、駅近や国道171号線沿いなどのエリアは比較的需要がある一方、山手やバス便地域は買い手がつきにくい傾向があります。放置してしまえば「特定空き家」に指定され、固定資産税の軽減措置を受けられなくなる恐れも…。大きな負担を抱える前に、空き家の売却・活用方法を知っておきましょう。

---

空き家の売却・活用の主な方法

1. 解体せずに売却する

解体にはまとまった費用がかかるため、資金に余裕がない場合は「現状のまま売却」も一つの方法です。

• メリット：早期に現金化でき、相続時の遺産分割を進めやすい
• デメリット：売却までの間も建物の維持・管理が必要

高槻市のポイント
駅近や市街地は現状のままでも需要が高い傾向にありますが、山手の空き家は手入れをして見栄えを整えないと買い手が付きにくいこともあります。

⇒ 長期間売れない場合は「高槻市空き家バンク」に登録するのも選択肢です。

---

2. 解体して売却する

築年数が古く、劣化が進んだ空き家は解体を検討するのも有効です。

• メリット：更地にすることで活用の幅が広がり、買い手がつきやすい
• デメリット：解体費用がかかり、固定資産税が増額する可能性あり

解体費用の目安（高槻市内相場）

• 木造：4～5万円／坪（30坪＝約120～150万円）
• 鉄骨造：5～7万円／坪（30坪＝約150～210万円）
• RC造：6～8万円／坪（30坪＝約180～240万円）

※複数社から見積もりを取り、追加費用トラブルに注意しましょう。

高槻市のポイント
土地が広すぎる場合は分筆登記を行い、分割して売却することで買い手が見つかりやすくなります。

---

3. 売却せずに活用する

賃貸物件として貸し出す

• メリット：固定資産税や維持費をカバーできる
• デメリット：リフォーム費用や管理の手間がかかる

高槻市は大学や企業も多いため、駅近の物件なら「単身向け賃貸」としての需要も見込めます。

民泊施設に活用する

• メリット：観光需要を取り込める可能性
• デメリット：許可申請や運営コストが必要

高槻市は大阪・京都の中間にあり、観光やビジネスの拠点として民泊需要が見込まれています。運営に自信がなければ民泊代行サービスを活用するのも一案です。

駐車場に転用する

• メリット：初期費用を抑えつつ活用できる
• デメリット：収益性は立地に依存

駅周辺や商業施設付近では月極駐車場やコインパーキング需要が高い一方、住宅街では空き区画が埋まりにくい場合もあります。

---

まとめ｜空き家は「放置せず早めの対策」が大切

空き家は維持費や固定資産税がかかるだけでなく、放置すると資産価値が下がり、特定空き家に指定されるリスクもあります。

• 売却（解体あり／なし／分筆）
• 活用（賃貸・民泊・駐車場）

といった選択肢を比較し、家族の状況や物件の立地に合わせて最適な方法を選ぶことが重要です。

---

高槻市で空き家の売却・活用をお考えの方へ

「相続した実家をどうすべきか悩んでいる」
「解体すべきか、そのまま売るべきか判断できない」

そんなときは、不動産会社にご相談ください。高槻市内の相場やエリア特性を踏まえ、最適な活用方法をご提案いたします。

⇒ まずは無料相談からお気軽にどうぞ。

---

BELLE HOUSING 高槻店

• 住所：〒569-1123 大阪府高槻市芥川町4丁目14番5号 アヴィオール高槻201
• TEL：0120-731-303
• FAX：072-685-1378
• 営業時間：9:00〜18:00
• 定休日：火曜日・水曜日