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公開日:2025/10/18

リビング階段の魅力と注意点|メリット・デメリットから対策・おしゃれ事例まで解説

はじめに

近年の注文住宅では「リビング階段」を取り入れた間取りが人気を集めています。
リビング階段とは、文字通りリビングに階段を配置するスタイルのこと。家族とのつながりを感じやすく、デザイン性にも優れている一方で、「冷暖房効率が下がるのでは?」「音やにおいが気になるのでは?」といった不安の声も耳にします。

この記事では、リビング階段のメリット・デメリット・対策方法を詳しく解説。さらに、後悔しないための設計ポイントやおしゃれな活用事例もご紹介します。


リビング階段とは?

リビングの一角に階段を設け、2階と行き来できる間取りのことを指します。
従来の廊下やホールに設ける「ホール階段」と違い、家族の生活動線が自然とリビングを通るのが特徴です。

  • スケルトン階段(オープン階段)
    → 抜け感があり、空間を広く見せられる。
  • 吹き抜け+リビング階段
    → 開放感と採光を確保できる。

リビング階段のメリット

1. 家族のコミュニケーションが増える

2階に行く際に必ずリビングを通るため、家族と顔を合わせる機会が自然と増えます。特に子育て世代に人気の理由です。

2. 廊下を減らしてリビングを広く

廊下を省略できるため、限られた延床面積をリビングにゆとりをもたせることが可能です。

3. おしゃれなデザイン性

スケルトン階段を取り入れると、リビングがスタイリッシュな印象に。インテリアの一部として階段を演出できます。

4. スムーズな動線

LDKから2階の子ども部屋や寝室へスムーズに移動でき、暮らしやすい生活動線を確保できます。

5. 階段下スペースの活用

収納、ワークスペース、ペットコーナーなど、多目的に利用できるのも魅力。


リビング階段のデメリットと対策

1. 冷暖房効率が落ちやすい

吹き抜けや階段から空気が逃げやすいため、夏は暑く冬は寒くなりやすい傾向があります。
→ 対策: 全館空調や床暖房、ロールスクリーン・建具で仕切る工夫、シーリングファンの設置。

2. 音やにおいが2階に伝わりやすい

料理のにおいやテレビの音が2階に広がることがあります。
→ 対策: キッチン位置の工夫、換気扇や気密性の高い建材、防音性のある床材を使用。

3. 来客時のプライバシーが気になる

来客があるとき、階段の上り下りが見えてしまうのが気になる方もいます。
→ 対策: 家具で目隠し、階段位置を奥に配置、玄関近くにセカンドリビングや応接スペースを設ける。

4. 転落リスク

小さなお子さまや高齢者にとっては安全性に注意が必要です。
→ 対策: ベビーゲート、滑り止め加工、側面の手すりやガードを設置。


後悔しないための設計ポイント

  • 動線計画:リビング入口と階段の位置関係を考慮し、家具配置がしやすい設計に。
  • 水まわりとの距離:トイレや洗面所を1階にまとめ、リビング階段からのアクセスを良くする。
  • 階段の勾配・幅:急すぎない角度、ゆとりある幅を確保すると安心。
  • 照明・採光:吹き抜けや窓と合わせて明るさを確保し、夜は足元灯で安全性をアップ。

まとめ|リビング階段は「暮らし方」に合わせて検討を

リビング階段は、家族の絆を深め、デザイン性の高い住まいを実現できる魅力的なプランです。
一方で、冷暖房効率やプライバシーなどのデメリットもあるため、しっかり対策を取り入れることが大切です。

✔ 家族とのコミュニケーションを大切にしたい
✔ 開放感のあるおしゃれなリビングをつくりたい
✔ コンパクトな敷地でもリビングを広く使いたい

こうしたご希望がある方に、リビング階段はおすすめの間取りです。


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