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公開日:2025/7/27

【新築戸建て】玄関に手洗い場を設置するメリット・デメリット

感染症対策や動線改善の観点から注目されている「玄関手洗い」。とくに子育て世帯やペットを飼っているご家庭、大家族などには便利な設備として人気が高まっています。

この記事では、玄関に手洗い場を設置するメリット・デメリット、設置場所ごとの特徴、向いている家族構成、設置の際の注意点について詳しく解説します。


玄関に手洗い場を設置する3つのメリット

1. 来客時も安心!おもてなしの場として活用できる

玄関に手洗い場があれば、訪問者も気兼ねなく手を洗えるため、おもてなしの印象がアップします。
「おじゃまします」のすぐあとに「ちょっと手を洗わせてね」ができる環境は、ホスピタリティの表れ。
また、家族が一斉に手を洗いたいときの混雑回避にも役立ちます。

2. 外出前・帰宅後に身だしなみを整えられる

鏡やちょっとした収納スペースを備えた手洗い場が玄関にあると、身支度や化粧直しもその場でサッと可能。
「急な来客でも慌てない」「出かける直前に手洗いとヘアチェックができる」など、日々の小さなストレスを軽減できます。

3. 衛生面に優れ、感染症対策にも有効

外から帰ってきた直後に手を洗えるため、ウイルスや汚れを室内に持ち込まずに済みます。
特に子どもが外遊びから帰ってきたときや、ペットの散歩後、家の中を清潔に保つのに効果的です。


設置前に確認しておきたい3つのデメリット

1. 設置コストが追加で発生する

玄関への手洗い場の設置は、配管工事などが必要なため、建築費用が割高になることがあります。
新築時にあらかじめ計画しておくことでコストを抑えることも可能です。

2. 水はね対策が必要

玄関という居住スペースの一部に設置する以上、水はねで壁や床が汚れる可能性も。
水が飛び散らないような設計や、撥水パネルなどの対策が必要です。

3. 動線が悪くなることもある

設置位置を誤ると、玄関の動線を妨げてしまうことも。
動線や家具配置を考慮しながら、設計段階で無理のない配置を検討することが大切です。


手洗い場の設置場所は主に3タイプ

1. 玄関の土間部分

外との境に近いため、帰宅直後やガーデニング後の手洗いに便利です。
ペットの散歩後にもスムーズに使える位置として人気です。

2. 玄関ホール

室内に入ってすぐのスペースに設置することで、見た目もスッキリ。
子どもに手洗い習慣をつけさせたい家庭におすすめです。

3. シューズクローク内や玄関ホール直通の洗面コーナー

家族用の動線と来客用の動線を分けたい場合に最適。
収納スペースも併設しやすく、コートやかばんを置いて身支度もできる便利な空間になります。


どんな家族におすすめ?玄関手洗いが向いている家庭

● 子どもがいる家庭

帰宅後すぐに手を洗えることで、感染症対策にもつながります。
親の声かけだけでなく、自然と「ただいま→手洗い」の流れが習慣化できます。

● ペットを飼っている家庭

ペットとのふれあいや散歩後の衛生管理に。
足を拭いたり、飼い主が手を洗ったりと便利に使えます。

● 家族の人数が多い家庭

洗面所の混雑を防ぎ、朝や夕方のラッシュ時にもスムーズに手洗いできます。

● 家族で手洗いを習慣づけたい家庭

自然と手洗いの意識が身につくため、小さなお子様がいるご家庭にも最適です。


玄関に手洗い場を設置する際の3つのポイント

1. 実寸を確認し、スペースに合ったサイズを選ぶ

カタログ写真は実際より大きく見えることもあるため、必ず設置予定場所の寸法を測ってから選定を。
ドアの開閉や通行の邪魔にならないかも確認しましょう。

2. 玄関のデザインと統一感を持たせる

和風・ナチュラル・モダンなど、玄関の雰囲気に合わせて手洗い器や照明、タイルなどを選ぶことで、空間全体が美しくまとまります。

3. 掃除しやすい素材・形状を選ぶ

汚れがつきにくく、日々のお手入れがラクな陶器製やステンレス製の手洗い器がおすすめです。
デザインだけでなく、実用性も重視しましょう。


まとめ|家族の暮らしに合わせて玄関手洗いを計画しよう

玄関に手洗い場を設けることで、感染症対策や生活の利便性が向上します。
とくに子どもやペットのいる家庭、来客の多いご家庭にとっては、大きなメリットがある設備です。

ただし、スペースやコストの問題もあるため、設計段階でしっかり検討し、後悔のない住まいづくりを目指しましょう。


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