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公開日:2025/6/22
「安心・快適な家を建てるために知っておきたい8つの性能基準と注文住宅の工夫」
1. 構造の安定(耐震性など)
- 等級の具体例:
- 等級1:建築基準法レベル(震度6強〜7程度の地震で倒壊しない)
- 等級2:等級1の1.25倍の耐震性(学校・病院レベル)
- 等級3:等級1の1.5倍の耐震性(防災拠点や消防署レベル)
- 注文住宅での取り入れ例:
- 耐震等級3を取得することで、地震保険料が半額以下になることも。
- 構造計算を実施して耐震性を数値で確認する「許容応力度計算」が採用されることも。
2. 火災時の安全(耐火性)
- 等級の具体例:
- 感知器の設置や、内装の不燃材料使用などにより評価。
- 建築基準法に準拠した避難経路の確保。
- 注文住宅での取り入れ例:
- 省令準耐火構造を採用することで、火災保険が割安に。
- 火災時の有毒ガスを抑える建材(例:せっこうボードや不燃材)を使用。
3. 劣化の軽減(耐久性)
- 等級の具体例:
- 等級1:建築基準法レベル(通常の住宅)
- 等級2:数十年スパン(例:50年程度)
- 等級3:三世代(75年~90年)住み継げる住宅を想定
- 注文住宅での取り入れ例:
- 土台に防腐処理済みヒノキ材を使用。
- 基礎コンクリートのかぶり厚や基礎パッキン工法による湿気対策。
4. 維持管理・更新の容易性
- 等級の具体例:
- 等級1:点検口の数や位置が最低限
- 等級2:主要配管へのアクセスが比較的容易
- 等級3:配管が床下や配管スペースで独立し、更新が容易
- 注文住宅での取り入れ例:
- 水回りの配管を床下に集中して、将来的なリフォームがしやすい設計。
- 点検口の位置を考慮して、定期メンテナンスが可能な構造。
5. 温熱環境・エネルギー消費量(断熱性・省エネ性)
- 等級の具体例:
- 断熱等性能等級:1〜7(2022年に等級6・7が追加)
- 等級5:ZEH基準(一般的な省エネ住宅)
- 等級6・7:より高断熱で冷暖房負荷を削減
- 一次エネルギー消費量等級:1〜6(数値が高いほど省エネ)
- 断熱等性能等級:1〜7(2022年に等級6・7が追加)
- 注文住宅での取り入れ例:
- 高性能樹脂サッシ+Low-E複層ガラス
- **吹付断熱(ウレタンフォーム)**を採用して断熱性を確保
- 太陽光発電+蓄電池を併用し、等級6取得へ
6. 空気環境(シックハウス対策)
- 評価の基準:
- ホルムアルデヒド放散量の少ないF☆☆☆☆(フォースター)材料の使用
- 24時間換気システムの有無
- 注文住宅での取り入れ例:
- 内装材・建材はすべてF☆☆☆☆等級の製品を使用
- 全熱交換型の第一種換気システムを導入し、室内空気の質を高く保つ
7. 光・視環境(選択項目)
- 評価の基準:
- 居室に十分な自然光が入るか(日射・採光面積)
- 方位・窓の大きさと配置
- 注文住宅での取り入れ例:
- 南面に大開口の掃き出し窓+吹き抜けで日中の照明不要な明るさを確保
- **天窓(トップライト)**やスリット窓でプライバシーと採光を両立
8. 音環境(選択項目)
- 評価の基準:
- 外部騒音や隣室の音への遮音性(特にマンションなどで評価されやすい)
- 注文住宅での取り入れ例:
- 寝室や子ども部屋に防音ドア・防音サッシを設置
- 2階の床下に遮音マットや二重床構造を導入
注文住宅でこれらを活かすメリット
- 【資産価値の向上】:第三者評価で「見える化」され、再販時にも有利
- 【保険料の軽減】:耐震・耐火性能に応じて火災・地震保険が割安に
- 【長期的な安心感】:建てた後の維持管理や性能劣化に備えやすい
高槻市で新築戸建てをご検討の際はBELLEHOUSING高槻店にご相談ください。