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公開日:2025/5/11

「片付けたのに、なんだか散らかって見える…」新築時に考えたい収納計画のコツ

新築住宅を建てるとき、間取りやデザインに注目しがちですが、実は暮らしやすさを左右するのが収納計画です。
「ちゃんと片付けているのに、なんだかスッキリしない」――そんな悩みは、収納の“見せ方”や“場所”の選び方で解決できることも。

今回は、新築時に取り入れたい収納の考え方として、近年注目を集めている「見せる収納」と「隠す収納」を使いこなすコツをご紹介します。


■ 収納計画の基本ルール

1. 収納は生活動線上に設けるのが鉄則

例えば玄関からリビングまでの間にファミリークローゼットを設置すれば、コートや郵便物などをその場で整理でき、リビングに不要なものを持ち込まずに済みます。
家族は収納を通ってからリビングへ、ゲストはそのままリビングへと導く2WAY動線にすると、生活感を上手に切り分けられます。

また、洗面脱衣室とランドリールームを一体にして、タオルやパジャマなどをその場に収納できるようにすると、動線が短くなって家事もぐっとラクに。

2. 使う場所のすぐ近くに収納を設ける

学校のプリントを処理するために、リビングやキッチン、寝室からモノを集めるようでは効率が悪くなります。
使用頻度の高い文具類やファイルは、リビングの一角にまとめて収納できるスペースを設けましょう。

同様に、来客時にスマートにお茶を出したいなら、キッチン背面やカウンター横にドリンクセットを収納する場所を確保しておくと便利です。

3. 使用頻度ごとに収納場所を決める

奥にしまったモノを取り出すたびに手前のモノを動かす…というのは避けたいもの。
使用頻度の高い日用品や道具は、目に見える&手に取りやすい場所に配置するのが原則です。
逆に、季節モノやイベント時に使うアイテムなどは、奥のスペースや上段にまとめておくとすっきりします。

4. 収納は“定期的な見直し”を前提にする

新築時に完璧な収納を目指すのも大切ですが、暮らしは変化していくもの。
子どもの成長やライフスタイルの変化に合わせて、収納も柔軟にアップデートできる設計にしておくのがおすすめです。


「見せる収納」と「隠す収納」の使い分けがカギ

■ 見せる収納のメリットとコツ

・モノの場所が一目でわかり、取り出しやすい
・ディスプレイ感覚でお気に入りを飾れる
・収納棚そのものがおしゃれなインテリアに

注意点としては、整理整頓の意識こまめな掃除が必要になること。
特にキッチンでは、ラベルや容器を統一して「魅せる」工夫をすると、空間がぐっと洗練されます。

▶リビング:視線が集まる場所に小物やアートを飾る
▶キッチン:調理器具や調味料をおしゃれに陳列
▶書斎:本棚に抜け感を作って、圧迫感を軽減

■ 隠す収納のメリットとコツ

・生活感を抑えて、スッキリとした空間にできる
・モノがホコリをかぶらず掃除の手間が減る
・収納力が高く、たくさんのモノをしまえる

ただし、取り出すのに手間がかかったり、見えないことで中が乱れやすいというデメリットも。
収納する場所と内容をカテゴリーごとに管理する仕組みを取り入れましょう。

▶リビング:家族のモノが集まるからこそ、隠す収納で生活感をOFF
▶洗面所:カラフルな洗剤やケア用品は扉の中へ。使用場所別に収納


まとめ|“見せる”と“隠す”のバランスが、暮らしを整える

新築住宅では、最初の収納計画が暮らしやすさに大きく影響します。
「見せる収納」でお気に入りを楽しみつつ、「隠す収納」で生活感を上手に隠す。
このバランスこそが、快適な住まいのカギです。

また、住宅展示場では実際にその収納アイデアを体感できるチャンスがたくさんあります。
収納にこだわった住まいを検討中の方は、ぜひ見学してみてはいかがでしょうか。

高槻市で新築戸建てをご検討の際はBELLEHOUSING高槻店にご相談ください。