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公開日:2025/11/16

自然災害に強い家を建てるには?地震に強い家の特徴と選び方を解説

日本は地震や台風などの自然災害が多い国です。特に大阪府高槻市は、南海トラフ地震の想定震源域に近く、地震対策を意識した家づくりが欠かせません。
また、山地や河川が多い地形のため、地域によっては土砂災害や浸水リスクも異なります。
この記事では、高槻市で新築住宅を建てる際に知っておきたい「地震に強い家の特徴」や「災害に強い土地の選び方」についてわかりやすく解説します。


災害に強い土地の確認方法

まずは、購入予定の土地がどのような場所なのか確認することが大切です。
高槻市は市街地のほか、山手や河川沿いなど地形の差が大きく、エリアによって地盤の強さが異なります。

地盤をチェック

たとえば、松原町・八丁畷町・北園町など阪急高槻市駅周辺は、古くからの市街地で比較的安定した地盤が多いエリアです。
一方で、川西町・柱本・唐崎周辺など、もともと水田地帯だった地域では、軟弱地盤の可能性もあります。

地盤が弱い場合でも、地盤改良や杭工法によって十分な強度を確保できます。購入前に住宅会社へ「地盤調査」の実施を依頼し、地盤データを確認しておくと安心です。


立地条件をチェック

高槻市には淀川や芥川などの河川があり、洪水や内水氾濫のリスクがある地域も存在します。
また、塚脇・原・清水台などの山手エリアでは、斜面地での土砂災害にも注意が必要です。

購入予定地のリスクを調べる際は、**高槻市の「防災ハザードマップ」**を活用しましょう。
市のホームページでは、洪水・土砂災害・地震の危険度を地図上で確認することができます。


自然災害に強い家を選ぶポイント

信頼できる住宅会社を選ぶ

地震に強い家づくりの第一歩は、信頼できる住宅会社を選ぶことです。
構造計算を全棟で実施している会社や、制震装置・耐震工法を導入している工務店を選ぶと安心です。

「住宅性能評価書」を取得している家を選ぶ

耐震・耐風・劣化対策などが客観的に評価された「住宅性能評価書」のある家は、自然災害への備えとしても安心です。
高槻市で新築を建てる場合も、耐震等級3を目指す設計を検討するとよいでしょう。


地震に強い家の構造を知ろう

耐震構造・制震構造・免震構造の違い

構造特徴メリットデメリット
耐震構造柱や梁を強化して揺れに耐えるコストが比較的抑えられる繰り返しの地震で劣化
制震構造壁内にダンパーを設置し揺れを吸収繰り返す地震にも強いコスト・設計制約あり
免震構造建物と基礎を分離し揺れを伝えにくくする揺れを大幅に低減コストが高い

耐震等級で耐震性をチェック

耐震性能は「耐震等級」で確認できます。
等級3は災害時の避難所基準を上回る強さで、消防署や警察署と同等レベルの耐震性です。
コストは上がりますが、地震保険の割引や資産価値維持にもつながります。


高槻市の地盤が強い・弱いエリアマップ(傾向図)

【北部(山手エリア)】地盤が強い傾向
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◎ 地盤が強い:塚脇・原・安満・清水台・氷室・奈佐原台・日吉台
→ 山地に近く、岩盤や砂礫を多く含む硬質地盤。
→ 地震時の揺れが比較的小さく、液状化リスクも低い。

【中部(市街地エリア)】地盤が中程度~やや強い
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〇 やや強い:高槻町・城北町・北園町・芥川町・別所・古曽部
→ 古くからの市街地で、安定した地盤が多い。
→ 一部の埋め立て・造成地では、表層改良を行うことで良好に。

【南部(低地・河川沿いエリア)】地盤がやや弱い~軟弱
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△ やや弱い:川西町・柱本・唐崎・三島江・大塚町・南庄所町
→ 旧淀川氾濫原・水田跡地が多く、粘土層・砂層の軟弱地盤。
→ 液状化・地盤沈下リスクに注意。

【西部(摂津峡方面)】比較的安定
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◎ 強い:上牧・芝谷町・天神町
→ 花崗岩質の地盤で、揺れに強い地域が多い。
→ 坂が多いため、土砂災害警戒区域の有無を確認。

まとめ:高槻市で安心して暮らせる「災害に強い家」を建てるために

地震や台風、豪雨などの自然災害は避けられません。
しかし、地盤や構造、住宅性能をしっかり確認して家づくりを進めれば、被害を最小限に抑えることができます。

高槻市はエリアによって地形や地盤の特徴が異なるため、「土地+構造」両面での安全性を意識することが重要です。
私たちは地域の地盤特性や災害リスクを熟知した上で、家族を守る安心の住まいづくりをお手伝いしています。


BELLE HOUSING 高槻店

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