Quality & Technology

クオリティ&テクノロジー

Heart Moving HOME MAKING

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Structure

工法・構造

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Insulation

断熱性

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Assurance

品質・保証

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Performance

仕様・性能

Structure

工法・構造

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01

地震や台風に耐える
強度を備えた構造体

2つの工法の良いとこ取りで、より高耐震&高耐久に

日本の風土に適した伝統的な木造建築の良いところを受け続けて、地震や台風などの災害に負けない住まいをお届けするためにに、筋交を用いる在来工法とパネル構造のモノコック工法を組み合わせた良いこと取りの工法を採用。柱・梁・筋交などの骨組みと土台を、耐力面材で一体化させることによって、外からかかる力に強い高耐震・高耐久な構造を構築しています。

壁構造断面図

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POINT 01

筋交+モノコック工法

高い耐震性能と耐久性能を誇るヴェル・ハウジングの家。その秘密は、外力(外から加わる力)をトラス建造で分解する「筋交い(在来工法)」と、外力を面でバランスよく受け止める「モノコック工法」を組み合わせた構造にあります。日本の伝統的な「軸組工法」は、柄組みだけで木造住宅を支えるため、外力が柱のつなぎ目に集中し、ゆがみや変形が発生しやすいという弱点がありました。そこで柱の梁の間に筋交いを入れ、弾力性のある骨組みを構築。台風や地震の攻撃で建物が傾いた時にも、斜めに入った部材が柱を引っ張り、変形や倒壊を抑えられる住まいを実現しました。また壁がファイヤーストップ材となって燃え広がりを防ぐモノコック構造は、地震のみならず火災への備えの面でも優秀。耐力壁そのもの燃や火に強い部材を厳選して、耐火性能・耐熱性能をより一層高めています。

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02

木本来のチカラを
引き出す木造住宅

永く快適に暮らせる、安心のマイホームづくり

日本では古くから木造建築が親しまれてきました。高温多湿で冬暖差が厳しい気候風土には、木という素材が最適。何世紀も前の寺社や城が今なお残っていることがらも、その耐久性の高さがうかがい知れます。しかし高度経済成長の時代以降、我が国は低寿命な建物を建てては壊すスクラップビルドの時代へ。住いの長寿命化が求められる昨今、木材本来のポテンシャルが再び見直されています。
ヴェル・ハウジングでは、木のものもが持つ強さや丈夫さ、有益な効果を引き出す、昔ながらの木造住宅の良さを重視。同時に新規の工法や厳しい品質基準を取り入れることで、安心して永くお住いいただけるマイホームを実現しています。

POINT 01

鉄骨より火事に強い、木造耐火性

木造建築の柱や梁などに使われている太い木造材は、万が一火災で燃えても、芯まで火が届きにくいという性質があります。木材の表面が炭化して硬い層ができるため、内部に酸素が届きにくい状態になり、燃え進め速度が鈍化。強度の低下も抑えられるので、倒壊や延焼を長時間食い止められ、火災後に構造体が残る可能性も高くなります。一方で一見強そうな鉄は、約250℃で変形しはじめ、800℃に達すると急激に強度が低下。柱がグニャッと曲がり、短時間で倒壊する恐れがあります。

※資料/「木と日本のすまい」(財)日本住宅・木材技術センターによる

鉄・アルミニウム・木材の加熱による強度低下の比較

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POINT 02

コンクリートや鉄に勝る、
高い強度で建物が長持ち

木は同じ重さの鉄やコンクリートに比べて、曲げ強度や圧縮弾性力が勝っています。中でも張り強度は鉄の4倍、コンクリートの約200倍。しっかり乾燥させた木材が長持ちすることは、法隆寺をはじめとした多くの寺社建築が今なお残っていることでも証明されています。

※資料/「木と日本のすまい」(財)日本住宅・木材技術センターによる

鉄・アルミニウム・木材の加熱による強度低下の比較

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POINT 03

熱を伝えにくい素材だから、
自然の断熱効果を発揮

無数の細胞に空気を含んでいる木は、鉄やコンクリートの壁に比べて伝導率が低く、断熱性に高い素材です。冬場、コンクリート壁がひんやり冷たいのに対して、木の壁が暖かいのは外気の影響を受けにくいから。自然の断熱効果で、冬は暖かく、夏は涼しい住まいを実現できます。

※熱伝導率:物質がどの程度熱を伝えるかを数値化したもので、数値が低いほど熱が通しにくい
※グラスウール、コンクリートは常温

熱伝導率の比較

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自然の調湿効果で
年中快適な室内環境

木は製材後も、呼吸を続ける素材。湿度が高いときは水分を吸収し、低いときは放出する、調湿効果があります。湿度を調整することで、高温多湿な時期に休感度を下げる効果も。結露も抑えられます。

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安定した品質が保障された
JAS認定材

JAS認定材とは、日本農林規格によって厳しい品質基準が定められた製材のこと。JAS規格で製材された精度の高いプレカット集成材・無垢材を使用することで、高強度・高耐久な住まいをご提供しています。

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木はCO₂の排出が少ない
環境に優しい素材

木材は伐採して製材するだけでほぼ建材として使用できます。二酸化炭素や二酸化硫黄の排出・燃料や水をたくさん必要とする鉄やアルミ製品と比べると、大変環境に優しい素材です。また、木材には断熱・調湿・遮音効果もあります。

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03

全棟構造計算が標準
確かな基本性能が
快適な暮らしを支える

私たちが目指すのは、
末永く快適に暮らしていただける安心の家づくり

これからの時代に求められる耐震性能や省エネ性能を備えて、高気密・高断熱住宅をご提供するために工法を厳選。
土台や柱・梁などの構造材はもちろん建材すべてにこだわって、強度・耐久性・耐火性・耐水性・耐蟻性などに優れた、基本性能の高い住まいを実現しています。

POINT 01

地盤調査

最高水準の制度で、地盤を見通す

地盤調査を実施し、地盤状況を知ったうえで土地の購入を検討することが重要です。どのくらいの重さの物件が敷地内のどのぶぶんに荷重がかかるのかによって、その箇所の強度が十分か否かを判断。
基本的に調査するのは、建物を建てる部分の4隅+中央。地盤によっては、別の調査が必要な場合があります。
JIS規格準拠の「グラウンド・プロ」シリーズでは、これまで行われてきた手動式試験で蓄積されてきた結果との整合性の確保と、作業性の向上、動作工程の見える化を同時に実現。軟弱地盤に対して適切な評価が可能です。

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グラウンド・プロ

POINT 02

ベタ基礎工法

高い安全性を実現する「基礎」

地震による建物の揺れや台風などで受ける荷重は、基礎を通じて地盤へ逃します。建物の重量を支えるのに最も理にかなったベタ基礎工法は、地震や台風の予期せぬ荷重、また家具の重みや積雪荷重などによって発生しやすい不同沈下を起こすことなく、住宅金融支援機構(旧住宅金融公庫)の基準値をはるかに上回る強度で、高い安全性を誇っています。
ベタ基礎工法は、たて・よこ方向への十分な鉄筋重を確保し、されにコンクリートのゆとりあるかぶり厚が鉄筋の腐蝕を抑え、高い信頼性で設計強度を保ちます。床への湿気・防蟻対策としてもこうかてきです。

基礎断面詳細図

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POINT 03

金物併用工法

木の良さを活かしつつ、耐震性UP

木造軸組工法の弱点となっていた柱や梁の接合金具を使用する工法です。地震や台風などの負荷がかかったとき、破損や離脱が多かった部分に、金物を用いて強化することで、耐力が大幅にアップ。金物接合とプレカットと併用することで、より強固な構造を建築しています。

梁受け金物

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一般的なほぞ加工

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接合金物
構造用金物でしっかり緊結

土台と柱、柱と梁桁、土台と火打ち、筋かいなど接合部分が強くしっかりジョイントされていることも強さのポイント。建造計算を元に施された接合金物によって地震や台風に強い構造躯体を作りあげます。伝統の工法に先進の技術をプラスして、耐震性・耐久性をさらに高めています。

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軽天野緑・防震吊木
2階床から伝える振動カット

軽天(軽量鉄骨下地)は伸縮が小さく、長期間の耐久性に優れています。防震吊木は2階の床から梁などの構造材を通じて1階天井に伝わる物音や振動を防いでくれます。足音や家具なのによる音が響きにくく、快適に暮らしていただけます。

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耐力壁
水平荷重に強い家を建築

ヴェル・ハウジングでは耐力壁の中でも、建物を面で支えて力を分散し、地震時の建物のねじれや倒壊を防ぐ、耐力面材を使用。耐力壁の強度を表す「壁倍率」を高め、優れた耐震性を発揮しています。耐火性や耐久性の面でも高品質で断熱性能も保持しやすい素材です。

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POINT 04

全棟構造計算

自然災害に備え、
数十年と安心して暮らせるすまいを

構造計算とは建物が地震や積雪、台風、その他の荷重にたいしてどのような影響を受け、どれくらい耐えられるか、安全性や使用性を確認する計算です。現行の建築基準法では、木造2階建て以下の小規模建築物に対して構造計算を義務付けていません。
しかしヴェル・ハウジングでは、全棟で構造計算を実施。1棟1棟、構造部材や構造物の安全性を科学的に検証しています。

各部名称

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04

工法・部材・設備を厳選
高水準な住性能を叶える
見えない部分へのこだわり

強くて長持ち、省エネでずっと快適な家を建てるために

永く快適に暮らせるすまいを構築するには、質の高い工法や設備・部材費を採用することが重要です。ヴェル・ハウジングでは、基礎や躯体・かいぶなど壁内など、建てた後では見えない部分の性能にこだわり、一つひとつのスペックを厳選。耐久性・耐震性・省エネ性・快適性など、あらゆる面でハイクオリティーな住性能を実現しています。

POINT 01

剛床工法

従来の床構造3倍の強度!

構造体と床が強力に一体化した剛床工法で、地震や台風などの負荷によるねじれやゆがみに強い強力な剛床性を実現しています。従来型の床工法では床板を支える根太と呼ばれる角材を使用していましたが、これを排除。厚みのある床下地合板を採用し、梁に直接付けることにより面構造でささえています。構造の安定性が増やすことで、耐震性能が向上。ゆかのたわみや床鳴りも抑えます。

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剛床なし

水平の力に弱く
ねじれが生じやすい

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剛床あり

剛性構造で
水平の力に強くねじれが生じにくい

POINT 02

壁体内通気工法

内部結露を減らし耐久性UP

外壁通気工法とは、建物の躯体と外壁の間に通気層を設けることで、壁体内に水分や湿度が溜まることを防ぐ工法のことです。これにより、壁体の内部結露を減らすことができ、建物の耐久性を向上させることができます。

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POINT 03

キソパッキン工法

100年経っても1%のひずみ率 耐久性・安全性を実現

「キソパッキン」は、樹指のしなやかさと石の強さを重ね備えた複合材できており、経年変化や荷重に対しても、優れた耐久性と安定性を発揮します。また「キソパッキング工法」は、基礎に換気口を設けない工法のため、基礎にクラックが入る心配を軽減しクラックの発生を防ぎ、耐力を向上させます。最大荷重で100年経っても1%のひずみ率といった性能で半永久的な品質を誇ります。

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POINT 04

床下全周換気

建物の全周から周を取り込むことで、床下をまんべんなく換気するのが「キソパッキング工法」の特長です。床下の湿気を排出することで土台の腐れを防ぐと同時に、気流の流れを嫌うシロアリを寄せ付けにくい環境をつくります。

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POINT 05

湿気の排除

基礎と土台の間に敷き込むことで、自然の気流を利用した床下換気を実現。キソパッキンによりきそと土台に上がることを防ぎ、建物の耐久性や建材の持つ性能、建物の長寿命化をサポートいたします。

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POINT 06

シロアリ保証1,000万円

シロアリはジメジメとした湿った床下環境を好き、風の流れや乾燥を嫌う習性があります。キソパッキング工法でしっかり換気された床下空間はシロアリにとって生息しづらい環境となります。もし竣工後10年以内に蟻害が発生した場合は、累計1,000万円を限度に賠償責任補償額の給付を保証いたします。

10年間で累計1,000万円保証 登録料・保証費用0円 指定部材を使用して建築した物件を対象とし、登録料・保証費用も一切かかりません
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備える。守る。
安心・安全をより多くの
住まいのために。

揺れを「制御する」地震対策

住友ゴム営業独自の高減衰ゴムテクノロジーで新開発した高減衰ゴムを採用。振動エネルギーを熱エネルギーに変換することで地震の揺れを効率良く吸収します。
これにより突然の地震や、その後も繰り返し発生する余震の揺れを効果的に吸収し続けることでいえの損傷を軽減します。

POINT 01

制震ユニット
「MIRAIE(ミライエ)」

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住む人の安全と大切な住まいを守るため、地震の揺れを最大で95%低減する木造住宅用制震ダンパーです。
各部位(壁)の強度を上げて地震に耐え、本震の後の余震や別の本震に襲われた際にも、機能が衰えることなく住宅を守ります。地震等級3相当の木造建築に対して、態本地方で大きな被害を出した態本地震の前震級と本震級の地震波を入力。
さらに震度7の本震級の地震波を繰り返し入力し、MIRAIE装置とMIRAIE非装置着で、建物の上層と下層の揺れ幅(層間変位)を測定。
この結果、地震の揺れ幅を最大95%低減できることが実証されました。
※ピュアタイプは標準仕様です。

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POINT 02

制震装置
「MAMORY(マモリー)」

他震時の振動エネルギーを瞬時に熱エネルギーに変換する、高減衰ゴムの性能を利用した住友ゴムのMAMORY(マモリー)。特殊なゴムの力で、地震の揺れを吸収・放熱し、さらに、繰り返し発生する地震にも効果をはっきします。大切な住まいと、みなさまの生活を守る制震装置です。
また、構造用面材及び筋交いと併設がかのう。それによって住宅のでざいんや間取りなど、設計の自由度を損なうことなく設置ができます。
※ピュアタイプは標準仕様です。

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POINT 03

制振効果

特殊高減衰ゴムが
地震から住まいを守ります。

同じ高さから一般的なゴムのボールと高減衰ゴムのボールを落としてみると、一般的なゴムのボールはよく跳ねるのに、高減衰ゴムのボールは全くはねません。運動エネルギーを熱エネルギーに変換し吸収していることがわかります。

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POINT 04

効果検証

防災研究所にて実験
耐震・制振性能の高さを実証

京都大学防災研究所にて、能本地震前振級の地震波を2回加えてもMAMORYを装置した試験体は倒壊しないことを実証しました。※住友ゴム工業の実験結果によるものになります。

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POINT 05

制振効果60年

メンテナンスフリー
60年持続の制振効果

内蔵されている高減衰ゴムは60ねん経過しても性能がほとんど変わらず、効果を発揮する事を確認しています。また部品の点検やメンテナンスの必要もございません。

※促進劣化試験の結果によります。

POINT 06

床下全周換気

耐震

柱・梁・壁などの強度で地震に対抗する。揺れに「耐える」地震対策。

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構造躯体へのダメージが大きく、余震や別の地震の際に本来の機能が発揮できない可能性があります。

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制震

揺れを吸収する装置で地震に対抗する。揺れを「制御する」地震対策。

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地震エネルギーを装置が吸収し建物の揺れが抑えられるため、構造躯体へのダメージが軽減されます。

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Structure

工法・構造

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Insulation

断熱性

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Assurance

品質・保証

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Performance

仕様・性能